どんぐりころころ

きたかゆのブログです。胃が弱いです。

なにいろのなに

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幸せのパンという映画を見た。

2つが1つで、1つが2つ。ずっと前から思っていたけど、なかなか言語化できないことがある。僕らは少しずつ色んな人から影響を受けていて、日々変わっている気がする。そしてたまに根底にあるものだというものが覆るときすらある。人はそれを若さと呼ぶかもしれない。それは年を重ねていくことで起こらないようになるらしいけど。でも僕はなんか違った風に思えていて、その覆るっていうのはそんなすぐさまにこれがあったからこうなったとかじゃなくて、もっとこうなんていうかな自然と蝕んでいくというか、徐々に広がっていって気付いたらあれさっきまで表だったものが裏になっているというなんかクイズ番組なんかで絵が知らない間に変わっていて、ずっと見ているのにどこが変わったか分からない、でも変わったところに気付くともう気づかずにはいられないくらいの変化になっているあれに近い気がする。 そんなわけで、そういう風に影響を受けているんだけど、そしてその変化に気付いたあとにあれれすっかりこの人色に染まってしまったなと思ってるんですけど、ちなみにこれは男女間のみの話じゃないからね。 まあそんな風に色に染まったと思ってるんですけど、他方から聞いてみるとこっち色に染まってしまったよわたしはって言われることが往々にしてある。ありゃどういうことだ。なんかその人と自分の間に中間物がないと成立しないような話になってきたなと。こういう現象があってこれはとても謎だ。ぼくは相手の色になり、相手は僕の色になっている、それが同時に成立するのか。その色の部分が違えばこれは同時に成立し得るけど、そうでもないのだ。さて僕らは何の色に近づいていっているのか。