決定版:一貫性としつこい男
広告
世の中では、「一貫性」という言葉がポジティブな意味で捉えられてるかと思います。
たとえば、彼には一貫性がある。だとかね。まあ芯や軸がぶれないって感じの捉え方だと思います(間違ってたらごめんね
この一貫性という言葉。ビジネスなどでビジョンなどを語るときに非常に求められるものです。社員を大事に。人材を育成しています。なんてビジョンを聞いたときにもしニュースでその会社が大量リストラしていたら。どう思うでしょう。一貫性はないと言えるでしょう。
まあ社員を大事になんてことはどこの会社も言っているので、もし大企業ならその会社が今まで業績が悪いときに一番はじめにとる手段がリストラなどの手段であれば分かりやすいですね。人間うまく言ってるときには良いことが言えるけど、全然どうしてもだめなときにこそ真価が問われるものですよね。それは企業も同じです。
まあそんなわけで「一貫性」というものについては、ビジネスの観点でいくと非常に重要となってきます。そう思うとビジネスだけでなく、日頃から大事なことなのかなって思いますよね。
しかし、恋愛市場となってくると180度違います。
「一貫性」ってものがうっとうしくなってくるわけです。
恋愛で一番楽しい時と言えば、「お互いが好きかどうかはっきりとは確証が持てない」そんなときだと思います。
「彼は、メールの返信は早いけど、一緒にいるときにそっけない。けど会いたいと言ってくれる。これって友達なのかなどうなのかな」
なんて一貫性がない男のほうが、モテるわけです。なぜならどっちなのか分からないものに対して確信が持てずに心をかき乱されるからです。
一方、明らかに自分のことが好きな人は逆です。一貫性を持ってコミットするわけです女の子に。
「彼は、寂しいときとかにメールするとすぐに会ってくれるし、一緒にいると楽しいし、会いたいとも言ってくれて最高。けど別に心がドキドキするわけでもないからキープってところかな♪」
なんて形になるわけです。
そういう風に見ていくと、一貫性なんてある男はしょうもないのです。
一貫性のある人間は一人の人を好きであり続ける傾向があります。はじめ好きと言っていた自分の気持ちに矛盾が生じ、一貫していないからであり、かつすぐ飽きられるため、じゃあ他の女の子にいこうなんてそんな早く心変わりする自分がイヤなのです。
これは裏を返して女側からしてみると、他の女にモテないと証明してきているのと同じで、男はまたモテない方向へと向かいます。
これは逆のパターンでの女も然り。
と見てくるとビジネス市場では、一貫性のある男がデキるし、恋愛市場では気まぐれな一貫性のない男がモテる。
スーパーマンは、これを理解していて市場ごとに特性を理解し、使いわけます。しかし、そうでない大半の人の場合は自分のパーソナリティをなかなか変えられません。
そんな大半の人のケースにあたるあなたには「勝てる市場」で勝負しましょうねって話です。きっとどちらも楽しいのです。