どんぐりころころ

きたかゆのブログです。胃が弱いです。

ワイヤレス給電の3つのススメ

広告

街中どこでも充電が可能になる無線電力伝送技術「Cota」が実用間近に - GIGAZINE

 

 

無線電力伝送技術というものはちょっと前から話題になっていて、今やスマホでも実はあったりするんですよね。

Qi(チー)のことですが、例えばこれに対応している基板みたいなものの上にQi対応のスマホや対応するためのケースをつけたスマホを置くと充電できるわけです。

 

こういったワイヤレスの給電ですが、これは本当に私たちのQOLを上げるものとなる気がします。便利になるとか革新的な技術ではないのですが、地味に役立つというか電気についての考え方などが変わるような気がします。

 

リンク先の給電の話になりますが、2015年頃には一般向けの実用化になることとありますが、わりと近い将来です。

 

社会的にどう変わるのかなーと考えてみたのですが、大きく分けて3つくらいあると思います。

 

 

1.電気自動車の充電が不要になるのかも

 電気自動車は今後普及していくものだと思います。電力に依存することでガソリン価格の多寡で影響されることもなくなるし、燃費もいいです。

 

この電気自動車は街のどこかで給電したり、自宅で給電するシステムになっていますが、この非接触電力伝送技術が広まるとコードをつなげる必要がなくなるので、信号待ちの間に充電などもできる可能性があります。

 

道路に埋め込めば信号待ち、駐車場に埋め込めば駐車している間に充電されることになります。『貯めるとかスタンドまで行くという時間コスト』を削減できます。

 

 

2.スマホやパソコンの電池を気にしなくて済む

 スマホやパソコンは現在では、電源コードを持ち歩いたり、サブ電源を持ち歩いて充電する人が多いです。「東京都の電源のあるカフェまとめ」みたいなのまで出るくらい需要のあるものです。

 

電池がある以上、電力は必ずなくなるので今のままではすごい不便です。

 

しかしこの技術の導入で、電池がなくなるのは移動中くらいになる可能性もあります。

カフェで一休みしている間に充電、レストランで食事中にさっと充電などが可能となります。スマホでの電池消耗ストレスについてイライラしている人も多いため、「心理的コスト」が低減されるかと思います。

 

3.新たな電力送信サービスが提供され始めるかも

 これは出るかどうかはわかりませんが、カフェやレストランなどで今やどこに行っても無料wi-fiなどがはられていますよね。あんな感じで、非接触電力伝送のサービスが月額何円とかで使えるようになるんじゃないかなーって思います。

 

その非接触電力伝送のシステムの導入コストを企業は払い、月額制にして利益を得ていく。その代わりユーザーはシステム導入コストを払わなくて済みます。しかしそのユーザーかそうでないかの住み分けがwi-fiに比べて難しそうですけどね。

そこらへんうまいことやってみたらどうでしょうかね。パスワードとか。

 

 

一番の理想は電力コストが下がって、0円に近い感じになって無料wi-fiみたいに無料電力みたいなのが出てくるのが一番ですよね。資源の未来も出始めた日本なのでそういうことがあってもいいんじゃないかと思うのですが、既得権益を考えるとそんなことないでしょうねえー。