リーダーは俯瞰力をつけるな
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さて、今日はiPhoneにかえようかなとか考えて使用料金を調べにauショップとsoftbankショップに行ってきました。日曜日にもなればやっぱり待ち時間が長いわけで、その間考え事していたことを話します。
全体に気を配る能力をもつ、ここではその能力を『俯瞰力』と呼ぼう。『俯瞰力』はリーダーシップを発揮したいものにとっては、必須の能力とされている。組織の末端まで、現状を理解し、部下の考えることが分かるようにである。
たしかに、現状を理解することは大事だし、部下側からしても、もし現状を理解してくれなかったらトップに対する不満が募り、パフォーマンスが下がる。実際の社会では、この不満が募っていて、「あいつらは(上司)は現場のことを分かってねぇんだよまったく~!」などの文言を耳にすることは多い。
このようなことを耳にすることが多いからこそ、リーダーシップには『俯瞰力』=『全体に気を配る能力』が必要とされる文言が多い。
しかし、ここでもう少し考えて欲しい。組織が大きくなればなるほど、俯瞰力の能力が必要となる。そしてその全体の利害を調整することは難しい。(だからこそ多数決というシステムがこの世にあるのだが)
全体の利害が調整することが難しくなると、組織全体の意思決定がとても遅くなる。トレードオフ(利害が表裏一体なもの)関係にあるものでさえどちらの利益も考えないといけない場合もあるからだ。
そういうわけで、何が言いたいかって言うとですね。(笑)
『全体に気を配る能力』=『全体を引っ張る力』ではないということ。
リーダーは全体に気を配り、上手いこと調整することができるかどうかが大事だと考えてるかもしれませんが、もっと大事なのは取捨選択することです。そして、ある程度のトレードオフは大事だということ。
選択はなにかを選びとるということであり、それはつまりなにかを捨てることです。
まあおいらとしてはなんかとにかくリーダーシップあればええやろみたいな感じは好きじゃないです。こんだけ人間が生きていて、そんなにリーダーって必要じゃないからです。
やっぱり難しいですねブログで考えをまとめるのは。
けっきょく言いたかったことは
『俯瞰力』≠『リーダーシップ』
ってことです。
太巻きおいしかったあ。それでは!