今年もこの季節がやってきた!2014イグノーベル賞を分かりやすく図解してみた
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ラミパスラミパスルルルルルラミパスラミパスルルルルル
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どりゃー
はいさて、今年もあの賞のユーモラスでクリエイティブな研究に送られる賞『イグノーベル賞』の授賞式がもよおされました。
さてさて、受賞した研究をわたしのイラストとともにどうぞみていきましょう
物理学賞
人間が床に置かれたバナナの皮を踏んでしまった際の、バナナの皮と靴の間の摩擦、およびバナナの皮と床の間の摩擦の大きさを計測
CiNii 論文 - Frictional Coefficient under Banana Skin
神経科学賞
トーストの焦げ跡にイエス・キリストの顔を見てしまう人々の脳内では何が起こっているか理解しようとしたこと
Seeing Jesus in toast: Neural and behavioral correlates of face pareidolia
心理学賞
習慣的に夜遅くまで起きている人々は、朝早く起きている人々に比べて、平均的にみてより自己賞賛的で、より巧みに他人を操り、よりサイコパシー的傾向があることの証拠を大量に集めたこと
Creatures of the night: Chronotypes and the Dark Triad traits
公衆衛生学賞
人間が猫を飼うことが精神的に危険かどうか調査したこと
ヤロスラフ・フレグルは、通常は猫に寄生するトキソプラズマが人間にも寄生して脳に作用し、反応時間を遅くしたり無気力にしたり危険を恐れにくくしたりしていると発表
Changes in the personality profile o... [Folia Parasitol (Praha). 1999] - PubMed - NCBI
Decreased level of psychobiological factor nove... [Biol Psychol. 2003] - PubMed - NCBI
生物学賞
犬は排便排尿をする際、体を地磁気の南北軸に沿わせるのを好むということを注意深く記録したこと
芸術賞
手に強力なレーザー光線を照射されると、醜い絵を見ていた人は可愛らしい絵を見ていた人よりも比較的強い痛みを感じたことを計測したこと
経済学賞
この賞はイタリア国立統計研究所(ISTAT)に送られました。皮肉たっぷりです。
売春、ドラッグ密売、密輸、その他自発的参加者間のあらゆる違法な金融取引から発生する収益を加算することで国民経済の大きさを膨らませて、欧州連合の財政基準を満たそうという動きを誇り高く先導したこと
つまり地下経済の発展に大きく寄与しましたよっと。
医学賞
止まらない鼻血の治療のために、「塩漬け豚肉の一切れを添えた鼻腔タンポンの挿入」という手法を用いたこと
良い子のみんなは普通にティッシュを鼻に詰めよう
北極化学賞
ホッキョクグマに変装した人間を見てトナカイはどう反応したのかを実験したこと
以上です。
二度と絵は描きません。
それでは。
*追記
クマとブタとネコ描き分けるのが難しいことが分かりました
SNSでシェアしてくれると鳴いて喜びます。ぶひぶひ。