どんぐりころころ

きたかゆのブログです。胃が弱いです。

パクリのなにが悪いのか?最近のパクリメディアの煽りを感じて

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さてこの記事読みました。

大量のパクリTwitterBOTで荒稼ぎしている業者がバイラルメディアBUZZNEWS運営のWebTechAsiaであることが判明 | netgeek

 

バイラルメディアBUZZNEWSを運営するWEBTECHASIAがTV番組をYOUTUBEにアップする裏事業を行っていることが判明!アップした動画はなんと2万本!! | netgeek

概要としては、

 

1.BuzzNewsはYOUTUBEを紹介した105記事のうち、半分の53記事が他サイトの後追いだったということで、その割合は50%と飛び抜けて高い数値をたたき出している。

つまり、半分のコンテンツが他メディアの記事をパクってた

2.WEBTECHASIAがネット上のコンテンツをパクってTwitterBotで流している

3.TV番組をYoutubeにアップして稼いでいる

 

とまあ、こんな感じでネット上では叩かれまくっています。

 

 

ですけど、ですけどね。これってどうなのかなって思います。

 

 

WEBメディアというものは基本的に自分のサイトに人を呼び込んで広告収入

 

ってのが鉄板です。

 

そんでもってネットのみなさんの怒りは、あるWEBメディアがコンテンツ頑張って作ったのにそれをパクって自分とこが人を呼んで広告収入をあげるのはWhat the Fuck!!ってわけですよね
まあそれは確かに一理あるなーとも思うのです。

 

で、僕が考えていることはここからです。

 

みなさんが日頃「うおーすげー」って言っているGoogleさんやFacebookさん。この二つのサイトを見てみましょう。

 

Googleはネット上にありとあらゆるWebを検索ワードをもとに自分のサイトに表示することでもうそれは巨額な広告収入を得ています。このGoogleの柱となるGoogle検索ではコンテンツ1ミリも作っていません。他人が作ったいいコンテンツをいい感じに並べているだけです。

 

次、Facebookです。こちらも他人が作ったコンテンツ(投稿)を時系列などに並べて自分のサイトに表示させることで莫大な広告収入を得ています。こちらも同様一ミリもコンテンツなんて作っていません。

 

Buzznewsとやっていることは同じように思えませんか?
GoogleFacebookもコンテンツを作るのではなく、配る役割なのです。Buzznewsも然り。

 

つまり、ネット社会で思うことはですね、コンテンツを作る人とコンテンツを配る人は別なのかなーって話です。

だって、これってただパクってるけど、その配り方が上手いってだけの話なんじゃないのかなー。

配り方が下手な人が、配り方がうまい人に対して文句言ってるのはなんだか妙な話な気もします。

 

結局これは川上量生さんが言うようなコンテンツメイカーはきちんとしたプラットフォームを持たないと搾取されるだけって言う話と同じような気がします。

 

ニコニコ動画ニコニコ動画上でコンテンツを作ると他に転載されにくかったりするプラットフォームを持っているところが利点になっていますが、こういうバイラルメディアは模倣がしやすいという点もプラットフォームになりきれてないということでしょう。

 

この辺はまだまだネットの世界の著作権とかそういうのがきちんと整備されてないことにも由来すんのかなって思ったり。

 

難しいです。みなさんはどう思いますか?
ブコメもらえたら嬉しいです。

 

追記:Buzznewsの場合は中途半端に自社コンテンツがあるってのが問題なのかな?それなら全て転載や引用と書いていれば問題じゃなかったの?そういうわけじゃないでしょ。