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どんぐりころころ

きたかゆのブログです。胃が弱いです。

「経済ってそういうことだったのか会議」から経済の基礎を頭に叩き込める

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今回この本を読みました。

 

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)
 

だいぶ昔の本なんですが、これ意外と目からウロコなことがたくさんありましたので、読書メモを残します。

 

竹中:パナマは自分の国のお金を発行していないんです。国がなぜその国のお金を発行するか、もちろん理由があります。お金の量を増やしたり減らしたりすることによって政府は国の経済を安定させることができるんですね。こういうことを行う「通貨主権」というのを国は持っているわけですよ。しかしパナマはそんなこと放棄してる。そんなことよりもドルに縋っていく方がいいんです。そのほうがよっぽど安心だと...。つまり国として安定すると。考えてみれば、ブラジルにしろメキシコにしろ、自分で通貨を持ってるがゆに、その通貨の価値が不安定で苦労してるわけだから

 

タイのバーツみたいに一夜にして暴落しなうから国民も安心していられるわけです。

仮想通貨のデメリットってここなのかもしれません。政府が主権を失ってしまう。けど、政府とか国とかの境目がなくなるのがインターネット。ある意味メリットの方の強いところに頼ることができるもんね。

 

竹内:いわゆる美人投票という考え方で、為替の市場でも株式の市場でも必ず出てくる話なんです。美人投票」では、私や佐藤さんが、誰を美人と思ってるかというのは、重要じゃないんです。「誰が美人だとみんなが思ってるか」ということでを競い合ってるわけです。そうすると、本当は自分がこの人が素敵だと思ってるとか、そういうのとは全然関係ないところで結果が決まってしまうんです。株や為替のマーケットも同じですね。

為替を美人投票って例えるんですね。これほんとそうですね。でもみんなが思ってることをみんなも予想しててそれを予想する。しかしそれもみんな予想しているからとなってしまうところも為替の難しいところの一つ。

 

竹内:日経平均という、ダウのやり方を、日経がお金を払って始まったものなんです

佐藤:なるほど。このダウは「やり方」なんですね。

竹内:複雑な計算があると思います。複雑な統計的な手法をかなりやっているはずです。

佐藤:そういう方式に対してロイヤリティ(使用料)みたいなものを払っていたというのもアメリカ的ですね。

 

 ロイヤリティとってやってるなんて知らなかった!!

 

竹中:奥田さん(トヨタの元社長)はいくつかの名言を吐いてます。一つは2001年のペイオフ問題を議論したときです。20001年3月までは銀行も預金は全額保障されないから、預金の移し替えが起こる可能性があるわけです。僕がそういうことを言ったんです。そうしたら政府の側は明確に答えてくれなかったのですが、そのとき奥田さんが、助け舟を出してくれました。「いや、トヨタは移し替えますよ」って。みんなシーンとしてしまって・・・。

佐藤:それ、すごい説得力ですね。

 

さすが世界のトヨタ。。。理論より現実の言葉の重みよ。。

 

竹内:長い期間で見れば稼いだ金と使った金は必ず一緒になる。だったら税を所得にかけても消費にかけてもどっちでも同じだ、という考え方があるんですよ。

ところが、所得を長い目で見て消費と一致するということをもし認めたとしても、所得ってやっぱり把握しにくいんです。

 例はあまりよくないかもしれないんですけど、ソープ嬢がどのくらい所得を稼いでいるかって現実的にはわからないわけです。つまり彼女たちというのは、建前上それほど稼いでないことになっている。しかし、お金使いますから、お金使ったらわかるんですよ。消費のほうがわかりやすいんです。そういうこともあって各国は消費税の方に行くんですよね。

 

消費税のメリットはここ。ソープ嬢によらずサラリーマンと自営業での所得の捕捉率ってだいぶ違うんです。それこそ不公平なんじゃないのって話です。

 

アメリカは州がそれぞれの憲法を持っていますから、州と州の間で、日米間に見られるようなトラベルなんか、しょっちゅうあったわけです。アメリカは国内政治の中にすでに外交の要素が入っていて、それをいかに統合していくかを19世紀からやってきているのです。そういう意味ではすごく慣れているわけです。

 

アメリカは国というよりは州という小さな国の集まりですからね。だからこそ

United Sates of Americaですからね。

 

(最初のアメリカ体験)使い捨て文化でしょう。有名なアニメ「ポパイ」の中でいつも食べてるハンバーガーというものがやけにおいしそうなんですね。わくわくして店に行ってハンバーガーはおいしかったんですが、ちょっと心の痛むことにも出会ったのです。お店では当然のようにお客さんが全部容器ごと捨てるわけですよ。きれいでさっぱりとしてて気持ちいいという感情と、まだ使えるものを捨ててしまうという後ろめたい気持ちですね。

 

自分たちは使い捨ての文化が当たり前になってたけど、昔は違ったんだ。。。新しい文化は最初違和感を感じるけど、慣れてしまうとそうでもなくて、利便性が上回る。新たなことを導入するときの大事な教訓だ。

 

ジレットの会長にはビジネスの取捨選択には4つの基準があるらしい。「既存の事業より高成長が期待できる」「可能性としてシェア世界一位になれる」「国や地域によって商品を作り替える必要がない」「技術開発で製品を高度化できる。」

 

めもめもっと。

 

エコノミクスっていうのはもともとギリシャ語でオイコノミコスといって、共同体のあり方って訳すんですよ。僕はその一言にやられてしまったのです。
我々個人としてじゃなくて、どうやったらみんなで幸せになれるか。を研究した。

 

 

どうやったらみんなで幸せになれるか。を考える学問。素敵だなあー

 

他にもこんなトピックが面白かったです。

★ヤクザの「みかじめ料」と国の税金

★税金の在り方の原則と徴税コスト

 

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)
 

 

経済の基本的なことを学べる良本です。