思い出のマーニーおすすめするこれだけの理由
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どうも。さてさて、先日公開されたジブリ作品「思い出のマーニー」見てきました。
思い出のマーニーの詳しいことは以下の通りです。
監督は「借りぐらしのアリエッティ」を4年前に世に送り出した米林宏昌です。金曜ロードーショーでアリエッティを予習しといた私は「あれ?この監督...意外と好きかも」となってました。
はい。さて「思い出のマーニー」、結論から言うと良かったです。
- ミステリアスな雰囲気を残しつつも、きちんと謎をひとつなぎの物語にした
この物語、予告編を見てもらうとなんだかよく分からないなーなんて思った人多いと思うんですけど、これ実はあえてだと思うんですよね。
そういう雰囲気を漂わせて、そこからきちんと物語を形成していってる。前回のアリエッティはいかにも「ファンタジー」な雰囲気を出していたのだけれども、今回は「リアル」に近いもので作品の雰囲気としては「新海 誠」作品に近いものがあった気がする。 - ジブリらしさがきちんとある
そしてそういうリアルの中にもジブリらしさみたいなものがきちんとちりばめられているわけですね。絵柄なんかまさにね。
たぶんもう言うまでもない気もするんですけど、「食べ物がおいしそう」に描かれています。あんなが食べる朝ご飯やマーニーの家でのパーティでの食べ物、畑のトマトがもうそれはうまそうにぷりぷりで描かれています。
こういうところにリアルを描いてる作品にも関わらず、ジブリのファンタジー性が見れてすごい良かったです。 - 出てくる場面がすごく少なかった
これ、ジブリには珍しいと思ったんですけど、描かれるシーンが少ないんですよね。湿原とあんなの部屋とマーニーの家がほぼほぼメインだった
これは意図的に少なくしているのかな
あんなは友達とうまく関われなくてこの田舎までやってきてるわけです。そんで、友達が少ない人ってそんなに色々なところに出て行かないじゃないですか。
そこでばんばんシーンとか変わっていくと、見ているものからしたらあれ?こいつめっちゃ活発的な子なのかな
ってなるからなのではないのかな。まあ心理描写中心に物語が進んでいくので、必然的に場所のシーンが少なくなったのかもしれないですけどね。 - 夢と現実の境目があいまい
ここはネタバレせずに語るのが難しいんですが、まああんなは少し妄想癖のある女の子というか、妄想なのかどうかも見たあとは分からないんですが、その妄想みたいなものと現実と今どっちなのっていうところがハッキリしているけどあいまい。
あいまいだけど面白い。
いや、これ物書きとして最悪なんですけど、ここは見ていただかないと分からないかと。劇場でおねしゃす。 - 最後のカタルシス
これはすごい。1人で「おー」ってなりました。物語の最後、あれ?なんかこれ聞いたことある話だぞ。あ、あ、あー!!なるへそ!みたいな感じになれます。はい、こちらも劇場でおねしゃす。
とまあ、こんな感じでおすすめする理由&特徴をつらつらと書いてきました。しかしここからは見てきた人に問いかけたい内容になります。
不可解だった点
- マーニーが二度と行きたくないと語ったサイロにあんなが行こうと促す
ここって別にサイロは乗り越えるべき障害ではないにもかかわらず、それを行こうと促すあたりが分からないんですよね。
もし時系列的な動かせないことによってマーニーがあんなを誘うなら分かるのだけど、あんながマーニーを誘うのはよく分からなかったなあ。
「えーなんでなん笑」って思わずにはいられなかった。シリアスなシーンなのに。。。 - 幼少期のあんながマーニーの人形を持っている
ここも分からない。なぜあんながそれ持ってんの?なんか説明あったっけ?
だってそうなると、、、。たぶん見た人同じこと思ってる人いるんじゃ。。。
分かる人教えて!
はい!そんなわけでとても素晴らしい内容の作品でした。
みなさんも見に行ってみてください
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