どんぐりころころ

きたかゆのブログです。胃が弱いです。

民主主義のジレンマ

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「民主主義は最悪の制度である‥ただし、これまで試されてきた全ての政治制度を除いて」
というチャーチルの言葉

つまり民主主義は妥協案なんですね。最高の制度ではないけど、他になんかいい代替案があるならそれでいきたい。けどそれがないんだなーまったく。って状態ですね。

民主主義の罠というわけですが、民主主義が採用される理由ってなんだろなって考えたとき

まず民主主義つーのは、多数決なわけですよね。多数決がいい理由は、多くの人が幸せになるからです。
しかし、それは現状でという括弧つきなんです。ここが肝。

多数決にはあまり時間軸ということは考えられてないし、多数が社会なんだけど、それは意外にもそうでない場合がある


たとえばだ、今の日本の人口構造で考えると多数派はお年寄りなんだけど、お年寄りはみんな自分が生きるための施策つまり医療に力を入れてほしい。しかし医療ってあんまり生産的ではない。しかしその医療、つまり社会保障費にお金が回っている。いわばこれは消費。

いっぽう少数派の若者は自分たちが働ける環境や子どもを産む環境を整えてほしい。そしてこれは未来の労働力を養うという点でかなり生産的なお金の使い方だ。いわばこれは投資。


しかし人口動態を考慮に入れると近視眼的な施策であるにもかかわらずお年寄りの施策になってしまうのだ。

これが民主主義の罠だ。

この原因は、人はみんな利己的で自分の人生の効用を増やそうとしているからだ。そしてそこに人口動態の問題がかぶってくる。

この二つの原因により、皮肉な事に我々は「国民の総意」によって破滅の道へと向かっているのである。


解決方法は二つあると思っている。

独裁制にしてそのトップに日本という一つの組織の利益改善にもっていく施策を考えられる人にまかすことだ。
 コスト(社会保障)を削減して、利益(投資・労働力)をいかに増やせるかを考えることだ。これはその人物が誰で、その人物がそういう人物である保証は誰がするのかって話なわけです。そしてどう決定するのか。ね、困るでしょ


2テクノロジーの進化
 テクノロジーの進化で人間が働く必要がほとんどなくなり、生活コストが限りなくゼロに近づくと破滅の道は開かれないように思う。
 テクノロジーの歴史は労働の削減だと理解しているので、そんな日もくるはず。


この二つの解決方法しかないように思われる。
みなさんはいかがっすか

もうわかんねえっす。