どんぐりころころ

きたかゆのブログです。胃が弱いです。

ジコブンセキの罠

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人間が意思決定をする際、過去が現在を決める要因の一つとなることがよく求められます。

 

たとえば、投資などではそうですよね。テクニカル分析は、将来の取引価格の変化を過去に発生した価格や出来高等の取引実績の時系列パターンから予想・分析しようとする手法です。

 

それはつまり、過去こうだったから未来こうなるだろうなあなんて予想をして現在の意思決定(株の売買)に役立てたりするわけです。

 

就職活動いわゆるシューカツにおいての「自己分析」などもそれにあたると思います。

 

今まで自分がしてきたことを振り返って、それってどういうことだったのとか考えてそれに合う職業を見つけることを勧めているわけです。偉ーい社会人の方はそういう部分を見るんですよね。

 

でもですね、ここで立ち返ってよーく考えてみてください。

 

本当に意思決定って過去に依存するものなのでしょうか。わたしは違うと思います。意思決定に大きく依存するもの、それは「未来」です。

 

過去がその判断材料の一つになることは確かにその通りでしょう。しかし、職業を決める際、自分がどうなりたいかなどの未来の方から逆算することの方が合理的なのではないでしょうか。

 

 

例えば、未来はテクノロジーが発達していって、この職業はなくなるのでは?とかこういう能力が将来には必要だ。とかそのテクノロジーが発展していくのおもしろそうだからその分野に携わろうとか

 

そういうのが判断材料になって、今の意思決定は行われるのが普通なのではないのかな。

 

そう意思決定は過去から積み上げてきたものというよりは、その積み上げてきたものから未来を見て、そこから逆算することで今の意思決定ができるわけです。

 

なので、今までこうだったから今こうするべきで、これはできないという意思決定はあまりおすすめできるものじゃないんじゃないのかなあって言うのがおいらの意見なわけです。

 

まあ要するにですね。たとえば、今までこういう経験ないからこういう職業にはつけないななんて過去はあんまり気にする必要はないんです。

働くならこんなことしたいな、こんな職業につきたいなっていう未来を見て、今の意思決定をすればいいんじゃないのかなって思うわけです。

 

そんなことを思った昼下がりだったのです。